谷 好通コラム

2026年10月08日(木曜日)

10.08. もうアナログで行った方が良いのではないかと思えてくる。

 

私のPCにも、

いっぱいの営業メールが届きます。

まさかと思うような真面目な所からも売り込みのメールが届きます。

もちろん、すべての人がそうしているように私も無視します。

 

こんなに勝手に売り込みメールが届くのは

私のメールアドレスなんか、

とっくに、あちらこちらに売られて、

どこのリストにも載っているのでしょう。

一日に十通を超える営業メールを送ってくる所が、

それを買っている客です。

リストを盗んだ者が、そのリストを提供している事は明白です。

 

サイバー攻撃がテレビのニュースを賑わせていて、

数百万件単位で個人情報が盗まれるのだそうです。

無数に届く売り込みメール、詐欺メールの数が、

もう何も秘密とかプライバシーなど守られている者などいないという事は、

もう誰もが知っている事です。

AIが破れないセキュリティなどある訳が無いのではないでしょうか。

それを前提にして、考えていけば、

最強の戦闘力を持ったデジタルに負けないのは

ひょっとしたら、完全なアナログなのかもしれません。

巨大な情報収集力と分析力、予測力、対応能力、攻撃力に対して、

最強の対抗力は、

ひょっとしたら、人間のアナログな”気まぐれ”なのではないでしょうか。

確率的には当てられるかもしれませんが、

人間の理不尽さと、エゴと、拘りと、好き嫌いは、予測をいつも裏切ります。

それを一括りにして「感性」なんて言葉にしてしまいます。

 

デジタルが悪い方向にしか行かないのならば、

アナログに拘っても意外と商機があるようにも思えます。

 

KeePer技術コンテストの採点表は、

技術的に言えば各項目は5点満点なのですが、

かなりの数の項目に7店が付けられるようになっていて、

その差の2点は、

「ものすごく上手い」など、よく分からない表現が付けられています。

ちゃんと出来れば5点満点で、ものすごく上手いが7店なのです。

今やっている県チャンピオン決定戦ぐらいの高いレベルになってくると、

この7点。「ものすごく上手い」が、いくつ取れるかの勝負になって来ます。

もう完全にアナログな世界です。

 

出場している人達はそんなアナログな部分をどう思っているのでしょう。

どう思っているか、分かりませんが、

KeePerは「キレイ」という、完全に感性の世界の基準なので

アナログで行くしかないのです。それでいいのです。たぶん。

 

今日のKeePer技術コンテスト、愛知・三河 県チャンピオン決定戦。

 

どっちがいいと思いますか。

喫煙室にて

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2026年10月08日(木曜日)

10.07. 後から気がついた「土日市場的であった小モール」への出店。

 

昨日は朝10時からのゆっくり出勤だったのですが、

そこからほぼ隙間なく8件の仕事があって、

用件が変わるたびの、頭のチャンネルの切り替えが大変でした。

 

その最後のスケジュールであった店舗会議で、

10件目の物件の時、本当にOKなのかNGなのか分からなくなってしまい、

「条件的には悪くないけど、やりたいと思わない」と、

訳の分からない理由でNGにしてしまいました。

しかし、

今になって気持ちに引っ掛かるものがあるという事は、

あるいは後からNGにした事を後悔して来たという事は、

あの物件はOKだったのかもしれません。

簡単に言うと、

よく分からなくなってしまったのです。

そんな引っ掛かりがあるまま、

NGにして捨ててしまうのは、後でいつか後悔するかもしれない。

1つの物件でこんなに迷うの珍しい。

しかしこういう場合は、やめた方がいいケースです。

1軒の失敗は、10軒の成功の成果を食い潰すことはよく分かっているから。

 

現在189軒のKeePer LABOがあって、

155軒を直営店としている中で、過去、閉店した店が一軒だけあります。

他にも閉めた店が3軒くらいありますが、

それは場所をより広い所に移動したとか、

土地賃貸しの契約を更新出来なかった(しなかった)ケースで、

運営の不採算を解消する為に閉店した店舗は、ただ1軒だけです。

 

7年ほど前、あるマーケットの薄い県にある個店集合型のモールの一角に

KeePer LABOを建てたのです。

そのモールには土日に二度ほど行って、

まぁまぁの客の入り具合を見て出店を決めたのです。

それから数か月後、

LABOの店舗が建って、運営を始めてから、

に売り上げが全く出てこない事に疑問を持ちました。

それで、

わざわざ平日に出かけて行ってみたらビックリです。

この小さなモールは、土日だけまぁまぁの来店客があって賑わっているのだが、

平日にはまったくと言っていいほどお客様がいないのです。

だから、休んでしまっている店もあるぐらいで、

そこは実質上「土日市場」みたいなモールだったのです。

土日しかお客様が来ない所では、私達のビジネスは成り立ちません。

そんな事に気がつかないまま出店してしまった私達の完全な落ち度です。

 

その店は居抜き工事だったので工事費も三千万円程度で済んでいたので、

三か月目に閉店を決意して閉めてしまいました。

 

200軒近く出店して、採算が見込めずに閉店したのはこの一店舗だけです。

あとは店を出した場所のマーケットが濃ければ大体翌月から、

マーケットが薄い場合でもだいたい2年目からは採算ベースに乗ります。

ランニング状態での不採算店は、少なくとも直営店ではゼロです。

 

 

あれだけ長く続いた雨も上がり、青空が広がっています。

ほとんどの店が大忙しでまるで年末のようです。

 

秋の花、不如帰(ほととぎす)が咲いていました。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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