谷 好通コラム

2026年09月20日(日曜日)

09.20. KeePerが無機低分子被膜へ、LABO中川店、LABO甚目寺店。

 

大きな分子量で安定はしているが、

汚れが浸み込んで汚れやすく、

時間が経って揮発分が蒸発すると

頑固な「水垢」になる「WAX」から

大きな分子量を持ちつつ重合反応で架橋し長持ちすると共に

汚れが浸み込まず水垢にならない「ポリマーコーティング」に進化した。

 

このポリマーコーティングであり、

定期的に傷んだ表面を「犠牲被膜」として入れ替えて、

美しい表面を維持する「塗装面改善の方向性」を実現した初期のKeePer。

 

ガソリンスタンドの現場で、

給油来店時に45分で施工し、

3か月ごとに繰り返す「スーパーポリマー」は、

WAX水垢を簡単に安全に落とせる「爆白・爆ツヤ」と共に、一世を風靡した。

また、その施工技術は、

全国に設置したKeePerスクールで、全国のGSに拡がった。

これは数年間、KeePer技研㈱の前身アイ・タック技研㈱の主力商品であった。

 

その後、コーティングの被膜をポリマー(高分子重合体)から、

より環境からの攻撃=紫外線やに強い(鈍い)

ケイ素と酸素で構成される無機質のガラスをコーティングに使用する例が、

“硬さ”を売り物にして拡がってきた。

しかしこれは、その硬さ故に、

はるかに柔らかい塗装と、熱膨張率があまりにも違う為、

コーティング被膜が剥がれてくる問題がある。

 

それを解決する為に

まるで金箔並みに、

20~40ナノ(1ナノ=1/百万ミリ)程度の、

極薄い膜にしなければならない。

あまりにも薄い膜はその素材の硬さではなく、

その膜の下にある素材(塗装)の硬さに由来することになる。

だから、

この場合被膜素材そのものが持っている硬度と、被膜の硬度とは関係ない。

ガラス素材の硬さを、あたかもコーティング膜の硬さのように謳うのは

虚偽表示と言わざるを得ない。

この極薄のガラス被膜は、

高圧電気の絶縁に使われているポリシラザンが使われている場合が多い。

これは脱アンモニア反応で固まるので、使用時に独特のアンモニア臭が出る。

 

また、コーティング被膜が極薄ゆえに、

塗装面の凸凹をそのまま拾ってしまうので、

コーティングされる前の塗装面が、

あくまでも平滑(ツヤがある状態)である必要があります。

コーティング被膜で艶が上がるという事がまったく無いので、

コーティングされる車が”新車”であるか、

使用中の車ならば、

厳密な”鏡面研磨”を施して、予め艶を出しておく必要があるという事です。

つまり、

新車でポリシラザンコーティングを施工された車が、

通常の使用がされて中古車になったら、必ず表面に凸凹が出来るので

つまり二度目からは

厳密な鏡面研磨を施してからでしか、コーティングできない事になる。

つまり一度目のコーティングより、

二度目からは、はるかに手間がかかる施行になる訳で、当然、高価格になる。

だから、

新車時に施工したポリシラザン系のコーティングは、

二度目の施工、再施工されることはほとんどない。

つまり、一度きりのやりっぱなしのコーティングとなる事が多い。

 

KeePerは、この事を良しとしないので、

この手のガラスコーティングが

新車コーティングとしてによく施工されるようになっても、

KeePer独自の「犠牲被膜」の入替えによるボディメンテナンスにこだわってきた。

 

 

しかし、おおよそ15年ぐらい前、

ドイツSONAXのDr.ピッチから面白い提案があった。

ガラスコーティングの一種で、連続したSiOの無機質被膜だが、

分子構造の途中にバネの役割をする分子を咬ませて、

比較的低分子の状態で制御し、

ある程度の柔軟性を持つ”低分子の無機質被膜”を造った。という。

 

早速、送ってもらい使って見ると、

ポリシラザンのようにアンモニア臭がする訳でもなく、

瞬間に極薄の被膜を造る訳でもなく、

軟らかく、どちらかというとポリマーのような使い勝手だが、

化学的な攻撃に対して無機質特有の反応の鈍さ、丈夫さを持っている。

それにもかかわらず厚みのある膜を造り、塗装からの剥がれも無い。

だから、厚みのある被膜が塗装の凸凹を埋めて平滑状態を造る事が出来た。

つまりツヤが出た。

さらに低分子ならではの効果で

塗装の極微細な凸凹に入り込んで

アンカーのような効果を出し、強力な土台のようになる。

 

これを、細部の微調整をする為に

何度も何度も試作を重ね、

技術的な調整とマニュアルづくりを重ねながら、

今の「ダイヤモンドKeePerケミカル」略称「DKC」を創り上げ、

そのサービスを「ダイヤモンドKeePer」と称し、

新時代の長寿命型無機質コーティングとした。

 

これの施工技術は、

ピュアKeePerのようには簡単にいかず、

ある程度の塗布技術、拭き上げ技術が必要であり、

劣化が進んだ塗装ならば、ポリッシャーを使った研磨も必要だ。

長寿命・高価格であるからには商品知識も正しく持っているべきだ。

そんなことで、このダイヤモンドKeePerを施工するには、

技術資格を設定して、

その資格を持っている事を、ダイヤモンドKeePerを施工する条件とし、

DKCを販売する条件ともした。

さらに、その一級技術資格を持っている人が一人以上いて、

一定の施工環境を持ち、一定の効果を出す店舗をKeePer PRO SHOPとした。

 

 

しかし、ここで重要な「水シミ」の問題が出た。

 

上水道水には炭酸カルシュウムや珪酸塩など

無機質の「ミネラル」が必ず含まれています。

空から降ってくる「雨」はほとんど「蒸留水」の状態ですが、

雨が山や平野に降って川に集まる時、土から色々なミネラルが溶け混むのです。

ミネラルは飲めば「ミネラルウォーター」が有料であるように美味いのですが、

無機質の水が、無機質のコーテングがしてある塗装面上に乗って、

そのまま蒸発すると、

無機質のミネラルが、無機質の被膜上に相性よく固着します。

関東の水道水には関東ロームからの特に濃くミネラルが含まれています。

水シミは白く輪状に固着します。硬く無機質なので溶かす事が出来ず

その除去は非常に困難で、大きな問題になっていました。

 

ダイヤモンドKeePerは無機質であることが特長ですが、

低分子・オリゴマーなので、

特に根拠は無いのですが、水シミは大きな問題にはならないと思っていました。

 

しかし、低分子であることは、ほとんどプラスの影響は無かったようです。

「水シミ」問題を解決する事は、緊急の問題として課せられたわけです。

よく、ガラス系のコーティングを扱っている業者が、

「洗車をしたら、必ず水をキチンと拭き上げて下さい。

そんな当たり前の事をしないと、水シミが着くのです。」と、言います。

 

何とも、居直り的な論理だと思いました。

だから、本気で、「水シミ」の着かない無機質コーティングを造りました。

かなり長い話になってきたので、この続きは明日書きます。

 

 

ところで、近所の堤防に白い彼岸花が咲いていました。

 

昼から、KeePer LABO中川店と、KeePer LABO甚目寺店に行ってきました。

何か別に目的がある訳ではないのですが、

私は店に行ってみんなに会うと、

疲れた時でも元気が出るので、ただ行きたいだけで行きます。

今日はたまたまKeePer LABO中川店と、KeePer LABO甚目寺店でした。

 

まず、KeePer LABO中川店

かやむら店長、いながきチーフ

つづき君、もとやま君、たてまつ君。

じびかさん。すごくやさしいネパールの人です。

シンガポール店の若松店長の弟です。だから若松君。

4人兄弟の、シンガポールの若松店長はその一番上で、

兄弟全員が彼を大好きだと、真顔で彼が言っていました。

羨ましいと本気で思いました。

 

今日、何気なく軽自動車のデリカミニで出かけました。

理由は無いのですが、すごく良かったです。

 

 

そして、KeePer LABO甚目寺店

写真を撮ろうとスマフォのカメラを向けたら、全員集まってくれちゃいました。

かわぐち君、こだか君、たむら店長、やまもと君、まびでぃ君、いのうえチーフ、ふかつさん、よこやま君、

喫煙スペースを覗いたら、まびてぃ君がお楽しみ中でした。

 

 

歳を取ってからは、どうしても近場だけになってしまいます。

九州にも、中四国にも、関西にも、北陸にも、

関東にも、東北にも、行きたいので、

とりあえず北海道だけ10月に予定を入れていますが、

どれだけ予定が押し込まれるかで決まります。

だから、どうなるか分かったものではありません。

 

驚くような赤くキレイな夕焼けでした。明日は晴れそうです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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